ストキャスティクス(%K・%D)とは?見方や使い方・ダマシを回避する手法などについて解説

チャートの画像 テクニカル指標

株式投資やFXを行っていると、「ストキャスティクス」という言葉を目にすることがあると思います。

テクニカル分析が好きな方はご存知かと思いますが、何気に言葉は聞いたことあるけど詳しい見方や使い方は知らないという方も多いのではないでしょうか。

当ページではオシレーター系に分類されるテクニカル指標の1つであう「ストキャスティクス(Stochastics)」について解説していますので、今後のトレードをより確度の高いものとしたいとお考えの方は是非、ご参照になってみて下さい。

テクニカル指標「ストキャスティクス(Stochastics)」とは?

「ストキャスティクス(Stochastics)」とは1950年代にアメリカのチャート分析家である「George Lane(ジョージ・レーン)」によって考案された、「オシレーター系(逆張り系)」に分類されるテクニカル指標の1つです。

楽天証券のマーケットスピードや株探などでチャートの下に表示すると分かると思いますが、「%K」と「%D」の2本の線で表されます。

テクニカル指標「ストキャスティクス(Stochastics)」の見方や使い方について

2本線「%K・%D」は数値0%~100%の範囲を推移しますが、テクニカル指標RSIのように、「20~30%以下で売られ過ぎ」、「70~80%以上で買われ過ぎ」といった判断材料を得ることができます。

また、「%K」が「%D」を上から下に抜けた時、クロスした場合は売りシグナル、下から上に抜けた場合は買いシグナルと見ることもできます。

テクニカル指標MACD(マックディー)など、他のテクニカル指標と似てると思われた方もおられるかと思いますが、テクニカル指標はどれも「買われ過ぎ・売られ過ぎ」やトレンドの転換ポイントを判断する際に用いられるものが殆どって感じですかね。

全てのオシレーター系指標に言えることですが、「ストキャスティクス(Stochastics)」も一方的な相場展開となっている場合は機能しなくなることがあるので注意しましょう。

「ストキャスティクス」の基本的な見方まとめ

1.20~30%以下で売られ過ぎ。

2.70~80%以上で買われ過ぎ。

3.「%K」が「%D」を上から下にクロスした場合は売りシグナル。

4.「%K」が「%D」を下から上にクロスした場合は買いシグナル。

※注意点:相場が一方的に動き上下に張り付き機能しなくなることがある。

テクニカル指標「ストキャスティクス(Stochastics)」も他のテクニカル指標同様に今の株価がどういう状況にあるか、買われ過ぎ感や売られ過ぎ感を見る際や、トレンド転換のタイミングを計る判断材料として使われている感じですかね。

スローストキャスティクス(Slow Stochastics)とはどう違うの?

「ストキャスティクス(Stochastics)」とは別に、「スローストキャスティクス(Slow Stochastics)」というのがあります。

似たようなテクニカル指標があるけど何が違うの?と思われる方もおられるかと思いますが、「スローストキャスティクス(Slow Stochastics)」は「ストキャスティクス(Stochastics)」よりも値動きがスムージング化されたものとなります。

テクニカル指標「ストキャスティクスとスローストキャスティクス」を表示した画像

上の画像は楽天証券のマーケットスピードで「ストキャスティクス」と「スローストキャスティクス」をチャート下に表示したものですが、「スローストキャスティクス」の方がよりなめらかに推移しているのが分かるのではないでしょうか。

スローストキャスティクス(Slow Stochastics)の方が“ダマシ”を回避できる?

「ストキャスティクス」は「スローストキャスティクス」と比べると相場の値動きに素早く反応するのが特徴ですが、その分ダマシが多いのが欠点として挙げられます。

「スローストキャスティクス」の方を利用する人が多いのは、「ストキャスティクス」よりも実用的で、ダマシを回避しやすいという点があるからって感じですかね。

ストキャスティクスはゴールデンクロスやデッドクロスをエントリーシグナルとして判断する際に使われているかと思いますが、このダマシをしっかり回避できるかどうかが大切です。

スローストキャスティクスの設定を変更してダマシを回避?

株価の小さな動きにも敏感に反応してしまう設定にしているとダマシが多いという欠点が出やすいので、一般的な初期パラメーターを大きくするのがダマシを回避するのに効果的と考えられてきています。

ネット上で調べると、初期パラメーターの数値を2倍ぐらいにするのがおすすめとして紹介されていたりしますが、MACDなど他のテクニカル指標と組み合わせるなどして、より信頼性が高いと判断できるシグナルをトレードに活用していくようにしましょう。

テクニカル指標「スローストキャスティクス」についてまとめ

今回はテクニカル指標「ストキャスティクス(Stochastics)」について解説してみましたが、見方・使い方について理解できましたでしょうか?

「ストキャスティクス(Stochastics)」は「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を判断でき、トレンドが転換するタイミングを見る判断材料として用いることができるテクニカル指標です。

株式投資はエントリーのタイミング・売買のタイミングの良し悪しが日々の収支結果に繋がってくるので、利用できるテクニカル指標は上手くトレードに活用していきたいところですね。

他のテクニカル指標と同様に、急騰時や急落時など、ストキャスティクスが機能しなくなっている場合は、誤った判断をしてしまわないように注意しましょう。

テクニカル指標はストキャスティクスに限らず、チャートの予測どおりに動かないケースを予め念頭に置き、トレードの精度をより高めれるよう、他のテクニカル指標と併せ活用するようにしましょう。

また、投資先となる銘柄選びに迷われたりする方は、アナリストが注目する銘柄情報の提供を受けれたり、投資を検討している銘柄について相談できたりする以下のサイトをトレードに活用してみることをおすすめします。

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