当ページではテクニカル指標「RSI」の使い方・見方などについて解説しています。
株歴の長い方は既にご存知かと思いますが、株初心者の方は知っておきたいテクニカル指標の一つかと思いますので、是非ご参照になってみて下さい。
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この記事で分かる!テクニカル分析のこと
テクニカル指標RSI(相対力指数)とは?わかりやすく解説
「RSI」は「Relative Strength Index」の略称で、日本語だと「相対力指数」と呼ばれるオシレーター系(逆張り系指標)に分類されるテクニカル指標です。
考案したのは“テクニカル指標の父”と呼ばれる「John Welles Wilder.Jr(J.W.ワイルダー)」です。
テクニカル指標の父と呼ばれるだけあって、J.W.ワイルダー氏は「パラボリックSAR」や「DMI(方向性指数)」や「ピボット」など、現在でもトレーダーに馴染みのある指標をいくつも考案しています。
「RSI」はヤフーチャートや株探などで追加指標として選択表示することができ、とてもメジャーなテクニカル指標と言えるので、株初心者の方は今後のトレードに生かせるよう、しっかりと使い方・見方について理解しておきましょう。
テクニカル指標RSIの使い方・見方について
「RSI」は1本チャートで表示されていて、とても分かりやすいテクニカル指標です。
「買われすぎ」か「売られすぎ」を判断する指標として用いられます。
「RSI」を表示すると、右側に「0~100」の数字が表示されるかと思いますが、一般的に“20~30%以下で売られ過ぎ”、“70~80%以上で買われ過ぎ”という判断材料になり、“過熱感”を見るために用いられるテクニカル指標です。
株取引を行っていると、急騰している銘柄や急落している銘柄を目にする機会があるかと思いますが、そうした際にRSIが示す数値を見ることで、“RSIの数値が高いから売られてくるかな”であったり、“RSIの数値が低いからそろそろ買い時かな”といった判断をすることが出来ます。
「RSI」の基本的な見方
1.20~30%以下で売られ過ぎ。
2.70~80%以上で買われ過ぎ。
ただ、RSIは株価が一方的な動きとなったときは機能しなくなる場合があるので注意が必要です。
急騰や急落により“100”または“0”といった数値で横ばいとなり動かなくなっている時は、下手に逆張りしてしまわないように注意しましょう。
テクニカル指標RSIの計算式について
RSIの計算式まで覚えておく必要はないかと思いますが、RSIの数値は以下のような計算式で求められています。
「RSI」の計算式
1.RS=(n日間の終値の上昇幅の平均)÷(n日間の終値の下落幅の平均)
2.RSI=100-(100÷(RS+1))
※「n(パラメータ値)」は一般的に、考案者が最適としている“14”(日足)と設定する場合が多いです。
「n(パラメータ値)」は、他にも9日、22日、42日、52日などの日足や、9週、13週といった週足が用いられます。
テクニカル指標RSIについてまとめ
今回はテクニカル指標「RSI(Relative Strength Index)」について簡単に解説してみましたが、見方・使い方について理解できましたでしょうか?
「RSI(Relative Strength Index)」は1本チャートで簡単に「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を判断できるテクニカル指標です。
RSIチャートを見ると0~100の間を推移してきているのが分かるかと思いますが、RSIの数値が低いところで買って、高いところで売るよう上手くトレードすれば、“RSIだけで勝てる”かもしれません。
RSIは値動きが緩やかな上昇または下落という状況で効果を発揮しやすいとされているので、急騰時や急落時など、RSIが機能しなくなっている場合は間違った判断をしてしまわないよう注意しましょう。
テクニカル指標はRSIに限らず、チャートの予測どおりに動かない場合もあるので、トレードの精度をより上げれるよう、他のテクニカル指標と併せ活用するようにしましょう。
また、投資先となる銘柄選びに迷われたりする方は、アナリストが注目する銘柄情報の提供を受けれたりする以下のサイトをトレードに活用してみることをおすすめします。
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